2019年12月12日

舞さん通信218号より「自己否定感のもと」

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先日大学の授業で、「健全な自己愛さえあれば心身ともに健康になっていく」という話をしたばかりで、妻が発行している舞さん通信がシンクロしたので紹介します。もう218号! いつから続いていたのか、やはり彼女も書くのが好きなのだ。元編集者なので、ぼくの書くものにはうるさいです。文章にすごい量のストックがあるので、本にすればいいのにと言っているんですが。
↓ 以下本文
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親愛なる皆様。
寒くなったり暑くなったり、不安定ながらも、紅葉の美しい秋真っ盛りですね。
みなさんお元気ですか?

最近シェアしたいことが多くて、この通信も頻繁になっています〜。

先日理科大好きな息子が、がっかりした様子で
「今回理科で100点とれなかったぁ〜」とテストを渡してくれました。
簡単なテストなので、今まで2回100点だったんです。
「そっかぁ、、どこ間違えたの?」と80点のテストを見てみました。

6.光のせいしつ
ソーラークッカーの中心に置かれた鍋の部分をさして、
「しばらくすると、この部分の温度はどうなりますか?」という質問

息子の答えは 「あつくなる」
それではダメで、答えは「上がる」


2.虫めがねで日光を集めます。
※虫めがねを遠ざけるほど明るい部分が小さくなり、一番右の写真は少し煙が出ている

質問:明るい部分が明るいほど、あたたかさはどうなりますか?

息子の答え「あつくなる」
それではダメで、答えは「あたたかくなる」

実際燃えるほど熱くなるのに、なぜあつくなるではだめなの?
日本語的にも、「あたたかさはどうなりますか?」に対して、
「あたたかくなる」の方がおかしいくらいじゃないですか?

?????????

何度見直しても、「あつくなる」の答がダメな理由が分かりません。

業者が作ったテストで、業者が用意した答えとぴったり合ってなければならないのでしょうか。
本人が光の性質を理解しているのは明らかなのに、、、

なんか納得いきません。
ああ、この嫌な感じ、、、、
そう、画一化された答じゃなきゃダメという、このプレッシャー、、、
日本人のみなさんなら、もうお馴染みですね。
その感覚を瞑想していくと、
そういう統一規格に合わせようとするなかで、
自分の感覚は間違っているんだ。ダメなんだ、、、と思い込み、
どんどん自信を失っていった部分が自分の中にあるのが分かりました。


ここに内閣府の若者意識調査の結果があります。
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

日本の若者は、諸外国に比べ、
自己肯定感ややる気が非常に低く、
無力感や憂鬱感を感じている若者がとても多いことが分かります。
そして、学校、家庭、職場、いずれにおいても満足度が低く、
将来に対する希望も低いのです。


息子は、このテストの先ほどの間違っているとされたころを訂正して再提出しているのですが、
本人としても、やっぱり訳が分からないわけで、
「なんか理科つまらなくなっちゃった」とつぶやきます。

そりゃそうですよね。こんなのやる気なくしますよ。

めちゃくちゃ忙しい先生のために、仕事効率化のために、
答はひとつなのかもしれませんが、
これじゃあ、自信もやる気もない若者が大量生産されてしまいます。

自己肯定感を育めない日本の教育システム、または文化?をどうにか変えていかなければ。

私はこの件に対するネガティブな感情を一通り解放してから、
先生宛に手紙をかき、文部科学省にもご意見メールをしました。
そう、誰も非難せず、愛をこめて書きましたよ。
先生からはお電話いただき、「頭が固くなっていた」こと謝っていただきました。


ルイーズ・ヘイさんはこんな風に言っています。
「私たちの意識が現実を作るのだから、
『信用できない私利私欲に満ちた政治家』というイメージは捨てて、
国民のために誠心誠意尽くしてくれる政治家や官僚たちよ、
ありがとう!というイメージを持ちましょう。」と。

私も自分の傷を癒した今は、国を挙げて、政治家も官僚も先生も、
子供たちが自己肯定感を持って大人になれるよう、
教育改革に誠心誠意尽くしてくれるイメージを持つようにしています。

そのためにもすでに勘違いしてしまった大人一人ひとりが、
自己否定感を癒していかないとね。

そうそう、こんなエピソードがあるんですよ。
1989年に、最初の「国際仏教教育者会議」が開かれ、
「人々の中の自己否定感や自己嫌悪感が問題だ」と議題に上ったとき、
そこにいたダライラマは「自己否定」という言葉を初めて聞き、
その意味が分からなくて、通訳者から説明を受けて、
理解できるようになるまで10分はかかったそうです。
そして会場で「この自己否定感というものを感じたことのある人は?」
と聞いてほとんどの人の手が上がったのを見て驚き、
「それは違う!すべての人はprecious beingだ。(貴重な価値がある)」と言ったそうです。

自己否定感という概念すらない状態で育ったダライラマ、素晴らしいですね。
自己否定感なんてありふれた感覚となった私たちですが、
本当は人間として、生き物として、とても不自然な、異様な感覚なのかもしれません。

日本は特に人と比べたがります。一目気にしまくります。
みんな同じ規格じゃないとダメっていうプレッシャーが異様に強いです。
その代わり、全体のために良きことをしよう、という意識も強いのです。
みんな違ってみんないい。そしてみんなのために働こう!とならないでしょうか?


学校教育だけでなく、家庭環境の影響で劣等感にさいなまれる人も多いですよね。
でもこんな素晴らしい話があります。

Ben Walter Hooper(1870-1957)は、アメリカ、テネシー州の田舎町に、
いわゆる私生児として生まれました。
母は父の名前を教えてくれず、村中の人が
「あの子の父親は一体誰なの?」とひそひそと噂話をし、
自分の子供と遊ぶことも禁じたそうです。
父親が誰か分からないことで、いつも後ろ指さされているように感じ、
彼は自分を人より劣っている存在として日々感じていました。

母は教会に歓迎されていないと感じて行かなくなっていたのですが、
Benが12歳の時に教会に新しい神父さんが来て話題になっていたので、
Benはある日曜日一人でこっそり話を聴きに行きました。

誰にも気づかれないよう、遅れて後ろの席につき、話を聴いていると、
人生で初めて、自分が受け入れられているような、愛を感じました。
その余韻に浸っていると、いつの間にか集会は終わり、出口に人だかりができていました。
本当は集会が終わる前に、こっそり帰ろうと思っていたBenは、
慌てて出ようとしましたが、すでに出口に神父さんが立っていました。
みなが家族で来ているのに、一人ぼっちの青年を見て、神父さんが彼の肩に手をかけ声をかけました。

「やあ、君は誰の子だい?」

とたんにその場にいたすべての人の間に気まずい沈黙が流れました。
村中、誰もが「一体この子は誰の子なんだ」と長年思っていたのです。

Benは最も聞いてほしくない質問をされてしまい、頭うなだれて黙り込みました。
神父さんは何か尋常でない雰囲気を察し、そしてこう言ったのです。

「ああ、君が誰の子か分かったぞ!
うん、はっきりと面影があるから間違えようがない。
そう、君は神の子だ。
天なる父からの君への素晴らしい遺産があるから、
行ってもらってきなさい!」

その言葉はBenの人生を文字通り変えました。
彼はその30年後、テネシー州知事に選出され、2期に渡り、州知事を務めました。

「あの言葉がなければ、今の私の人生はこうなっていなかった」と言っていたそうです。


私たちはすべて神の子です。
生まれる前から決まっていることです。
神の子だということは、すべてゆるされ、愛され、常に祝福されている、ということです。
父からの遺産とは、愛と豊かさのエネルギーであり、そして私たちの人生を創造する能力のことだと思います。

誰が何と言おうと、そう、親が、兄弟が、友達が、上司が、妻が、夫が、何と言おうと、
自分の価値を見失わないようにしましょう。
その価値は自分が作ったものではなく、両親が作ったものでもなく、
宇宙の本質として、すべての人の中にすでに確立されているからです。

神という言葉を使うのには多少抵抗があるし、ちょっと難しい言い回しですが、
「奇跡のコース」ではこんなふうに説明しています。

「あなたの価値は神マインドの中にあります」
「神が創造されたあなたをそのままに受け入れることは傲慢ではありえません。
なぜならそれは傲慢の否定だからです。あなたの矮小性を受け入れることこそ傲慢です。
なぜならそれはあなた自身についてのあなたの評価の方が、
神の評価よりも真実であると信じてることを意味するからです。」
「あなたがあなたの価値を確立したのではありません。
あなたの価値はいかなる防御も必要とはしていません。
いかなる者もあなたの価値を攻撃することもできなければ、打ち負かすこともできません。
あなたの価値は変化しません。ただあるだけです。」

自分はダメな存在だ。価値がない、という思いのすべては神の否定、宇宙の本質の否定です。
そんな傲慢な態度はやめて、謙虚に、すでに存在するだけで持っている素晴らしい価値を認めましょう。

「そうは言っても、、、イライラしたり、落ち込んだり、悲しんだりしている自分を神の子だとは思えない」

という意見もありそうですが、そういう感情と態度はすべて、
自分が神の子だということを忘れちゃっているから出てくるんですね。

忘れちゃっている部分に、丁寧に優しく教えてあげればいいんです。
「そうかぁ、淋しいんだね。悲しいんだね。怖いんだね、、
でもね、大丈夫なんだよ。誰が何と言おうと君は神の子なんだから、愛されているんだから、常に祝福されているんだから。
心を開いて受け入れてごらん、今ここにすでに用意されている素晴らしい愛に満ちた豊かなエネルギーを。」

私はそうやって、毎日毎日、インナーチャイルドや過去世キャラたちを癒しています。
まあ、もう何年もこのエンドレスに思われる作業を続けてきたわけですけど、
そのかいあってか、ただ洗濯ものをたたんでいても、
歩いていても、何をしていても、深い満足感、至福を感じることがよくあります。
ひどいニュースが世界にあふれかえっているにも関わらず、です。

今は人類大掃除の時代ですから、これからますます闇が暴かれるようなニュースだらけになるでしょう。
そんなニュースに心が揺れ動く度、その痛みを癒してきました。
痛みはみな過去の体験から来ているので、
誰を責めるのでもなく、
「大丈夫。本当は永遠の愛の存在、神の子なんだよ」、と痛みに教え続けています。
そうすれば、潜在意識の闇に光をともすことができるから。

そういう実践をし続けて、最近感じた変化のひとつが、
「奇跡のコース」が読めるようになったこと。
9年前、読み始めたときは、2ページも読むと睡魔に襲われるくらい、難解に感じたのですが(^^;)。
最近久しぶりに読み返したら、普通に理解できるようになっていてびっくり!
まだ1割くらい怪しいところもあるけど、、(^^;)
まあ、非常に回りくどく分かりづらい文章で、人にお勧めはできないのは変わりません。
それでもやっぱり他の何物もかなわない深淵さがあり、
すごくラディカルなので、ドキドキワクワクしちゃうんですよね。
最近改めて読み直して、ちょっとはまってます〜。

クリスチャンじゃなくても、そのエッセンスが分かるように、
いつかお伝えできるようになればいいなぁって思います。


さて年末年始の予定です。
新年にはゆとり家初の「キールタン(聖なる歌)の会」をやりますよ!
キールタンは呼応して歌うインドの「歌う祈り、瞑想」ですが、
それを日本語にアレンジしたオリジナルソングをやります。
詳細は一番下に。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

★毎週水曜日10時ー12時 ※元旦だけお休みします。
「ゆとり家ヨガ&気功」
小鳥のさえずりを聞きながら、最高の眺めを楽しつつ、
ゆったりヨガと気功を堪能できます。
参加費:2000円
※駅から送迎あり。

★12月20日10時ー12時
「フリFreeダンス」

子供のように無邪気に踊る、
ありのままの自分を動く、
歳おさめに思い切り発散させて、
楽しみましょう〜。

参加費:2000円
※先着4名駅から送迎あり


★12月22日(日)2時−4時半
「瞑想ヨガ」
チベット仏教に伝わるクムニェをベースにした
ゆっくり動く瞑想です。
ただ座り続けるよりも、集中しやすく、
体も芯からほぐれて、とても気持ちいいですよ。
瞑想に興味のある方に。

参加費:2000円
※駅から送迎あり。

★12月26日(木)10時〜2時
「木曜マインドフル瞑想会」
だーさんと共催の瞑想会。
瞑想ヨガに、歌や歩く瞑想、食べる瞑想などします。
この日は特別に参加者のEさんが中国茶のお茶会をしてくれます。
マインドフルに香りを楽しみましょう。

持ち物:お弁当
参加費:寄付


★1月5日(日)午後2時〜4時
「新春 聖なる歌で祝おう会」

「すべては今ここにある。
喜びも、安らぎも、愛も

過ちはもう消えて すべては与えられている
喜びも、安らぎも、愛も」
「過去も未来も、光にかえる 永遠の今ここで
すべてを忘れて私は歌う 永遠の今ここで」

こんな歌詞の歌をみんなで繰り返し歌います。
一体感の中、祈りであり、瞑想です。
歌いながら潜在意識にインプット。
みんなで楽しく新年を歌って祝いましょう〜。

参加費:ドネーション

今日も最後までお付き合いありがとうございました。

自分が生まれながらに持っている素晴らしさに感謝して、
素敵な年末年始お過ごしくださいませ〜。

心から愛と感謝をこめて

舞原さなえ

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posted by ダー at 22:27| Comment(1) | スピリチュアル・瞑想・心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
6の質問では
「温度はどうなりますか?」と問われているので、
解答の主語となるのは「温度」であると考えられます。

温度を厳密に定義するのは私には難しいですが、
一つの「指標」だとは言えます。ということは
息子さんの「あつくなる」が意味されていることは確かに間違ってはいないと思いますが、
質問に対する「解答」として問われているのは
「上がる」または「下がる」となるのではないでしょうか。

裏の2の質問では、
あたたかさの変化が問われているように
読み取れますが、
「あたたかさが増す」という表現がしっくりくるのかなと思いましたが、私にもよく分かりませんでした。

お母様と息子さんの心温まるやり取りが
行間より伝わってきます。

どうぞ理科を嫌いにならないで下さいと
願うばかりです。




Posted by 樫山 at 2019年12月17日 12:07
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