2019年01月29日

世間の時間とマインドフルネスの時間

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(ぼくが生まれ育った山のふもとを望む / 群馬県(旧)北群馬郡子持村)

20回の呼吸によって、せわしない俗世間の時間(クロノス)から静謐なマインドフルネスの時間(カイロス)に移行することについて。クロノスとは英語のクロックの語源であり、人間が作り出した等速で進むと仮定された時間のことだ。社会の基盤を作る流れである。カイロスはこれに対し、歴史を超えた絶対的な時間、西洋では神がつかさどる時間である。

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2019年01月28日

動きながら休むこと

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(最後の打ち合わせ、十年来のパートナー竹内氏と)

忙しい現代人のために様々な処方箋があるが、マインドフルネスは強力な対処法だ。もちろん、それを言い訳に多忙を解消しないでいいわけがない。のんびりする時間、家族と過ごしたり、何より「自分とともにいる」時間が、忙しかろうが暇であろうが必要だ。そうでないと、生命力が枯渇する。

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2019年01月23日

夢見るライオン

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(子どもの頃よく登ったタラヨウの巨木)

名古屋の地下鉄の中で、友部正人の「少年とライオン」を聴いた。ライオンを連れた少年の物語。少年とライオンは、日暮れまでの短い旅に出る。ライオンと歩くと、町はすっかり違って見えるのだ。町の人びともなぜかとても親切で、まるでそのライオンこそ少年のように思える。やがて日没を眺める少年の姿が、太陽に重なってライオンみたいに輝く。

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2019年01月18日

ストレス下のマインドフルネスの極意

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(ワークショップ型授業で寝させない)

わざと硬派のビジネス書っぽいタイトルにしてみた(笑)。このごろビジネス関係のマインドフルネスの講座がいくつか続いていて、今まで苦手意識から及び腰だったものの、実際飛びこんでみればすごくおもしろく、熱意を感じている。まあ、すぐに気が変わる還暦なのだ(歳のせいというよりも性格の問題)。

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2019年01月14日

小さな愛おしい異界

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(どんど焼きへと向かう道:本日午後2時)

文章を書く直前には、極力人の書いたものを読まないようにしている。影響されすぎるからだ。ぼくは何でも人まねをしてきたので、すぐその気になり、その人になり切りたくなる。その性向が翻訳には役に立つのだが、自分の文章にははなはだ障害だ。文書が下手なのがコンプレックスで、好きな小説家の文体の書き写しをしたことがある。とはいえその人に成れるわけではなく、成ったところで意味がない。

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2019年01月13日

大みそかにやって来た新しいお経

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年越しが迫った暮れギリギリだった。メールを開くと、プラムヴィレッジで出家してタイに住んでいる友人、ブラザー・サンライト(宮下直樹君)から連絡が入っていた。至急「大地に触れる瞑想」の三回ヴァージョンの翻訳が欲しいという。

ぼくは以前、ティク・ナット・ハン著の『大地に触れる瞑想〜マインドフルネスを生きるための46のメソッド』を訳して出版したことがあったので、本のみならずあちこち調べてみた。
https://amzn.to/2RQNPc0

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2019年01月11日

家族が壊れた時代の家族のつながり

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いま大学からのかえりである。今週は出張で4か所も大学行きがあった。力を使いつくした感があるが、コーヒーを飲みながら旅の宿でゆっくりすることにする。どうしても力のセーブができないのは、素人だからだろう。インタビューではちょうどいい具合に収まるなどと言いながら、フルスイングばかりの昨今だ。

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2019年01月07日

「もとしか」の教えと仕事の意味

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(世界中の人がご利益を求めている!@高崎)

編集者とカフェで打ち合わせをして、どっしりと重みのある原稿を渡してきた。翻訳書ではあるが、450ページを超えようとする大作は久しぶりで、終わったら自分にたいそうな褒美でもやりたくなるほどだ。ここ10年ともに仕事をしている編集者の竹内さんから、翻訳書を読んでいる感じがしないという最大の賛辞をもらった。こうなったら、頭が続く限りはがんばってみよう。

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2019年01月05日

朝は目覚め

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(1月5日弘法山への道で)

【生まれたての二十四時間】 ティク・ナット・ハン@東京1970年

朝目覚めて仰ぐ 真っ青な空
両手を合わせ
数えきれないいのちの不思議と
目の前のまっさらな二十四時間に感謝する
太陽が昇る
朝日に浸された
森が私の目覚めを連れてくる

私は向日葵畑を歩んでゆく
何万もの花が輝く東に向き直る
目覚めは太陽に似ている
私の両手は来たるべき収穫のために種をまく
耳は満ち潮の音に満たされる
壮麗な空 喜びにあふれて
十方から雲が集まってくる
故郷の香しき蓮池が見える
川沿いのココナツの木々も見える
田んぼが背伸びして 伸びをしながら
太陽や雨に笑いかける
母なる大地の恵み
コリアンダー バジル セロリ それにミント
明日 村の丘や山々は
ふたたび緑に彩られるだろう
明日 いのちの芽が速やかに吹くだろう
わが民族の詩<うた>は
楽しげに響いてゆく
子どもらの歌のように

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 2019年、2月の終わりに出版予定のティク・ナット・ハン全詩集が、今まさに仕上げ時だ。明後日には、編集者と直接原稿を挟んでチェックし合うセッションがある。ぼくは本当にこういう仕事が好きだし、経済的には割に合わないとわかっていても、それをしのぐ重要性にかけている。思えばそういう仕事ばかりの気がするが、それでも多くの助けによって生活が持続可能になっていることに感謝しかない。

 この詩はいくつかのバージョンがあるが、本詩集の一編は1970年に東京で書かれたことが明記されている。その年、日本は大阪万博に沸き立ち、ぼくは発売されたばかりのビートルズの「レット・イット・ビー」に夢中だった。日本は経済成長真っただ中で、そのまま進んでいけば未来には良いことばかりが待っていそうな気がしたし、ぼくも大人になりさえすれば好きなことができると思いこんでいた。田舎の素朴な一中学生だったのだ。

 あれから49年目。詩の純朴さはあせていない。今日も朝日が昇るごとく、ここにあるのは毎日繰り返す普遍的な営みだ。流行りとは無関係に、いつまでも変わらない働きをしたい。そうすれば、きっとそれを受け継ぐ者が現れる。今年もそうして歩きだした。最近は8歳の息子が連れ添ってくれる。

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2018年12月22日

「現実と思考」いつもどちらを選択するかが問われている

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たとえば、「仕事が大切なの? 家庭が大切なの?」と迫られたとしよう。通常答えようがない。どちらも大切だから、二者択一で選べるようなものではないし。目の前にミカンとお餅を並べて、どちらを取る?というのとは違うのだ。職場で聞かれるとき家庭はそこにはないし、家庭で聞かれるときには職場はそこにはない。

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posted by ダー at 17:26| Comment(0) | スピリチュアル・瞑想・心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする